プルーンで頑固な便秘を解消

プルーンの特徴

プルーンの実は中心に大きな種を持った丁度種と果肉がウメの実のようになっていますが、品種によっては果肉と種が離れていて簡単に外せる離核性のものもあります。

 

プルーンには鉄分、豊富な食物繊維に加えてビタミンA、ビタミンE、ビタミンB1・B2、カリウム、カルシウムなどもバランスよく含まれているのが特徴で、特にペクチンなどの食物繊維が腸を刺激する上、ソルビトールという自然の糖が腸の蠕動も活発にしてくれますから、便秘の解消には最適の食材であり、高い効果を発揮します。

 

ペクチンとは、プルーンなど植物細胞壁や中葉に含まれる複合多糖類のことで、カルシウムとのゲル化作用を直接利用するフルーチェのような食品にも使われています。

 

ペクチンは消化管内で微生物によって分解されますが、人間の消化酵素では分解されず食物繊維として機能します。そんなことから従来から整腸作用が認められ、他にもコレステロール低下作用なども期待できます。

 

プルーンをそのまま食べるのでもいいですが、プルーンエキスを飲んだり、ヨーグルトに入れて食べたり、ジャム状にしたものをホットケーキやパンなどにかけて食べることで普段の食生活に馴染ませることもでき、細かく刻んで料理の味付けに使うこともできます。